Product Introspection: Vintage Silk

真綿や丹後縮緬、京友禅、結城紬、シルクジャガードなど。長い歴史を持つ伝統的な絹製品、絹織物をはじめ、絹と異素材を混職した新たな生地の制作も含め、〈visvim〉は長年、日本各地のワークショップと絹素材の製品開発を続けてきました。そうして培った知識や技術、素材の魅力をご紹介するイベント「Product Introspection: Vintage Silk」を開催します。

日本各地の骨董屋や蚤の市などを訪れて少しずつ買い集めた様々な時代、産地の絹織物。一口に絹織物と言っても、その土地土地で蚕の種類は違い、繊維の太さや長さ、色合い、ツヤ感は異なります。また、生地毎に織りの組織や染色方法も様々で、上品な見た目、滑らかな肌触りだけでなく、それぞれ個性的な表情を持つのが魅力の素材です。

これらの絹織物は新しい製品開発の参考資料として大切にアーカイブしていますが、その一部を素材として使った商品を作りました。時代を経たヴィンテージシルクならではの風合いを持った特別な商品です。是非店頭でご覧ください。

また、開催店舗では1956年から1970年までの15年間、銀座八丁目にあった染色工芸の店「こうげい」で扱われていた日本各地の絹素材の着物を展示します。素材や織り、染色、絵付けなど、着物毎に異なる表情、職人による手仕事の跡を見ることができる貴重な資料です。是非間近でご覧ください。

皆様のご来店をお待ちしております。

Event Schedule

10, 11 Jun '23 @F.I.L. SENDAI

17, 18 Jun '23 @VISVIM GENERAL STORE

1, 2 Jul '23 @visvim

press contact: contact@visvim.tv